温故知新 〜凡人が賢人になるために〜

株式会社イードア代表 中村 裕のコンサルタントブログです。

レンガを積むということ

24日から26日まで私としては珍しい出張に出ておりまして、そこで人生の経営の大先輩が仰っていたことが非常に胸を打つものでしたので、ここで自分へ言い聞かせる意味も込めて記したいと思います。

~レンガを積むということ~
・ひたすらレンガを積んでいる
・壁を作るためにレンガを積んでいる
・教会や大聖堂といった建物を作るためにレンガを積んでいる

行動としてはレンガを積んでいるのですが、何のためにどの程度の努力や時間を掛けて、誰のためにレンガを積むのか。

レンガを積むという行動自体だけでも考え方、所作次第では、意味や結果、自身のスキルや人生に影響するものだと非常に分かりやすいお言葉をいただきました。

普段何も考えずにレンガを積むことも勿論あるのだと思うのですが、もっと1つ1つ考えて行動出来るようなれば、自身の人生をより良くすることが出来るのだと、改めて痛感する、タイムリーな表現でした。

感激

先日、人生で初めての経験をしました。

某インターネットサービス展開企業の経営者の方から1通の手紙をいただきました。

元々、同社には私の後輩が就業しており、その縁から微力ながらお力添えすることになり、早朝からモーニングMTGを割いていただきました。

初めてお会いした時に、相手目線で考える力や人の長所を見つける力、勇気や自信を与える力などなどを持ち合わせた方。と強く印象に残っていました。

その方から先日1通の手紙が届き、そこにはまだ実績・成果すら残せていない私に御礼の手紙を送ってくださいました。

営業職として人生を送ってきましたが、初めての経験でとてもうれしい気持ちになりました。

その行為自体も勿論ではありますが、手紙から伝わる経営者の方の想いが伝わり、取引先である私ですら自信と勇気をいただきました。

経営者の方の想いに結果で応えたい。
そう思う感激の出来事でした。

転職の選択肢としてのスタートアップの今を知る

7月5日に弊社とCreww株式会社の共同イベントとして、~転職の選択肢としてのスタートアップの今を知る~を行いました。

《参加無料》~転職の選択肢としてのスタートアップの今を知る~ 経営者が語る「なぜ、事業としてスタートアップを支援するのか」【限定開催・starboard交流会】

内容としては、スタートアップコミュニティサービスを展開する、Creww株式会社の取締役CTO荻野様と、スタートアップ向け求人キュレーションサービスを展開する、弊社を代表し、私がスタートアップを支援する思いと、スタートアップの現在の状況をお話しする場でした。

改めまして、お集まりいただいた方々には深く感謝、御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

同イベントでは、スタートアップって何?ということや、実際、どんな働き方なのか?どんな方が働いていて、どんな方がスタートアップに求められているのか?などなど、スタートアップの現状の課題と展望なども踏まえ、お話しさせていただきました。

お集まりいただいた方々は、現時点でスタートアップにいらっしゃる方は少なく、大手企業などに務めていらっしゃる方も一定数おり、このイベントを通して、スタートアップの良さ・悪さの双方をご理解いただけたのであればうれしく思います。

個人的には、スタートアップが成長し辛い課題として、世の中的に知られていない。ということが問題だと考えています。

ですので、このような啓蒙イベントや、キュレーションサービスを通して、世の中へアプローチする仕組みづくりをスタートアップの方々と共に作り上げていきたいと考えています。

HPリニューアル

ブログの更新が遅れましたが、6月1日より弊社HPをフルリニューアルしました。

弊社の歴史上、4つ目のHPとなります。

全てのHPのコンセプト企画を務めてきたことから、その時々の考えや状況が走馬灯のように思い出します。

今回は、弊社として今までのHPとは決定的に違うことがあります。

それは、「経営課題解決ソリューションカンパニー」のコンセプトです。
弊社は元々、私がヘッドハンティング・スカウトを行ってきたことから、組織・人事コンサルティング事業を主体に事業展開をして参りました。

それをこの第7期に事業ビジョンを変更(明文化)し、上記のような思い、考え、行動を可視化したHPへと変更しました。

今期starboard(STARBOARD – スタートアップのための人材サービス)など、新しいことにチャレンジしており、社員数も増え、今までは私とコミュニケーションを取るだけで、伝えられたことも、明文化した方が良いフェーズとなりました。

経営課題解決ソリューションカンパニーのベンチャーとして、新時代をクライアントと共に創出していけるよう、精進していきます。

初イベント

5月30日に弊社として初の試みをします。
~「先駆的モノづくり、プロダクトを生み出す」経営者が語る、スタートアップでの働き方~

弊社では水面下にてスタートアップ企業、スタートアップ参画希望者向けの会員審査制求人キュレーションメディアを開発しております。

同メディアはCreww様(https://creww.me/ja)にご協力をいただきながら、スタートアップの歩留まりとなる、創業期を支援するサービスとして、昨年末から構想を始めました。

現在、チームを発足し、スタートアップ経営者とスタートアップ参画希望者向けに啓蒙活動をしており、その1つとして、リアルな場を行うことにしました。

弊社では、経営課題解決ソリューションカンパニーになるとビジョンを掲げ、7期目をスタートしましたので、このようなクライアント企業の課題解決の一助となるきっかけ作りを多方面にて推進していきたいと考えております。

「入社式」と「誇り」

4月1日に弊社には2名の新入社員が入社しました。

13年卒から新卒採用を進める弊社にとっては、4期生となります。

昨年より入社式を導入し、新入社員の挨拶や決意表明は勿論のこと、全社員がメッセージとして決意表明をしております。

弊社の13新卒は既にマネージャーとなり、今日も良いスピーチをしてくれました。
以下、原文です。
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「自負心と誇り」

誇り高き組織でありたい。
誇り高き個人が集う場所でありたい。

昨年の「すごい」組織に引き続き
上記を思っていた。

ディズニーランドでアルバイトの人たちがハイクオリティなサービス提供が出来るのはなぜか?

ハイアットリージェンシーが最高のサービスといわれるものを提供できるのはなぜか?

それぞれの一流と言われる人に聞いてみると口をそろえて「誇り」を語る。

では
「誇り」とはなんであるか?
「大きく伸ばしていう」これが起源であるそうだ。

確かに、英訳して「プライド」と言う表記になった際には「あの人はプライドが高い」などと悪い意味で表現されるものでもある。

だとするとディズニーランド・ハイアットなどをはじめとする一流の人たちの持つ「誇り」とはなんなのか?
決して悪い意味でつかわれる「プライド」ではないはずだ。

そこで私自身出会ったのが矢沢永一氏のことばである。

 『生き方通』(矢沢永 一)「すべきこと」より、
 自負心をもっている人とは、自分の能力および 性格を、高値でもなく低値でもなく、正味の重みで自覚し、その上で、自分の資質を存分に発揮したいと考え、しかるべき機会を待ってい る人である、と説明したらよいであろうか。
 だからこの人は自信をもっているが謙虚であり、望むところは大きいが理に叶っており、毅然としているが傲慢でなく、焦ったりすねた りせず悠然としている。

http://www.shiawasehp.net/diary/201106/15.html

彼ら一流と言われる人たちのいうの「誇り」は「自負心を持った誇り」を持っているのだろう。

決しておごらず、自らのチカラを正しく認識し、その力を発揮する心意気をもっている。

正しく自らの力を認識できるからこそ虚像ではない「自信」が生成される。

そんな人たちの集まりでありたいと思う。

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私は創業時から「誇」という文字、意味を大事にし、自分自身に言い聞かせてきました。

私自身の考えでは、謙虚な姿勢で努力を惜しまず、最善を尽くし取り組む姿勢。と捉えておりますが、弊社の13年新卒が「誇り」について真剣に考えてくれ、且つそれを全社共有、新入社員へのメッセージとしてくれたことは感慨深いものがありました。

この「誇」を持ち、歩んでいきたい。と改めて強く思いました。

第7期

皆さまに支えられ弊社は3月1日に第7期をスタートさせました。

6期は業績も従業員数も前期を上回る成長をすることが出来ました。
オフィスを移転し、組織を三階層にし、業務標準化、新規事業への取り組みを行うなど、変化を施した1年でした。

一昨日のキックオフで今期のテーマを発表しました。「ラストワンマイル」です。
昔から使われている言葉だと思いますが、最近、多方面からこの言葉をよく聞きます。

弊社の業界でも本当にラストワンマイルの課題は大きくあり、モラルが問われる大切な工程と考えます。

また、クライアントとの関係性に関しても、より良い課題解決を行う上では、このラストワンマイルをどのように社員の意識レベルや仕組みで解決するかが重要と考えます。

今期は組織・人事コンサルティング事業は勿論のこと、「BtoBソリューションカンパニー」としての第一歩を踏み出す元年として、全社員一同、同じ志を持って邁進していきたいと思います。