温故知新 〜凡人が賢人になるために〜

株式会社イードア代表 中村 裕のコンサルタントブログです。

一番商品

先日、某経営者の方とお話しさせていただいた際に改めて痛感した「一番商品」の発想。

凄い重要だと改めて感じると同時に、自身の中で過去に学んだことをブラッシュアップした方が良いと考えさせられた日でした。

1つのことを深く突き詰めていくと、そのサービス、取り組みに対する知識を吸収するようになり、その行動自体が実体験ベースで昇華していき、知恵と変わる。

上記プロセスの最中にあれもこれもと手を出すことによって、本当の意味での商品力を失うことになり、本末転倒となるのではないかと思うことがあります。
※勿論、そうでない方、組織もあると思います。

市場観として捉えると、受け入れられて大きく成長を遂げることもありますが、偶発的な経験ではなく、再現性の高い商品・サービス創りを意識し、突き詰めることによって、一番商品が出来上がるのではないかと考えます。

このビジネスの考え方は人生にも当てはまると考えていて、何も考えずにその日を生きていたり、とりあえず思ったことをやってみることで大成することはあるのかもしれませんが、いつまでも同じ状況が続くことが絶対ではない以上、1つのことを突き詰めて取り組んでいくことが結果、再現性の高い人生であり、自身の存在価値にも繋がるのではないかと考えました。

2017入社式

4月3日に弊社も新たなメンバーが2名参画していただきました。
大切なファーストキャリアを預かる立場として毎年毎年のことですが、より気が締まる日です。

一度きりの人生で、自身の人生をより良いものにしようと思う中で社会と多くの接点を持つ仕事。
仕事をする環境=会社、フリーランスなどの多くの選択肢がある中で、弊社を選んでもらえたことを心から有難く思います。

自分自身は入社式を経験していないので、式自体を受ける側ではなく、与える側として毎年経験しています。

不思議と日付とか季節とか、イベント事だったり、シチュエーションは数多くあるなと。
その情景を見て自身の過去の思いでに浸ってみたり、過去と比べてみたり、思うことはあるなと思います。

定性的なイメージや描写で思い出して、定量的な数字や可視化することが出来るものがあったりもして。

人生自体も1回きりなのだけど、人生の中で1回きりのイベントも結構あるなと感じます。

そんな風に大局的に捉える生き方が出来たなら、きっとより後悔ない人生で、より有意義な人生になるのかなと改めて思います。

現在は現在生きている自身でしか選択できないことを自覚し、自分の将来をしっかりと考え、自己フィードバックを繰り返す人生を歩みたいと思います。

遅れましたが8期目がスタート。

ブログの更新を約2ヵ月半怠ってしまいました。
継続って重要だと感じる今日この頃です。

弊社は2月末をもって、第7期を終え、3月1日から第8期目を迎えました。
設立以前からのお世話になっている関係者の方々含め、ステークホルダーの方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございます。

第7期は市場の景況感は勿論のこと、弊社としても成長を実感出来る期となりました。

スタート時は12名だった組織も17名体制となり、新卒で入社した2人も逞しく成長しました。
また、中途採用もマネージャー候補の採用を設立以降初めて実施し、メガバンク出身のコンサルタントと、ウェディングベンチャーの事業部長がジョインしてくれました。

会社のステージも脱ファミリーカンパニーとして、サービスの仕組み化、組織における権限移譲とマトリクス組織の誕生と様々な壁に当たり、解決に向け動いて参りました。

第8期目は、弊社が掲げる~クライアントと共に世界標準へ~の足がかりの期にするため、サービス品質の向上は勿論のこと、グローバル視座を持って精進していきたいと思います。

また、このブログも日々更新出来るよう、思ったこと、感じたことを記していきたいと考えております。

第8期も皆さま、宜しくお願い致します。

視座

この3ヵ月ほど、視座について考えさせれられることがあり、改めて考えていました。

物の見方、人の見方は人それぞれあって然るべきですし、そうだからこそこの世の中に様々な事象が起きているものと考えます。

ただ、組織においてはそれぞれの価値観があっては良いものの、平行線ではいけないと考えており、どちらも選択する。ということもできますが、目的を達成する手段においてのみ通じることであって、組織の存在目的と果たすべき役割は1つなのではないかと考えます。

その上で組織内での自身が担う役割における視座や視座の範囲(立体的)を磨くことが、人生をよりよくするものと捉えています。

考えられる範囲が組織だけでなく、広く社会全体にまで視座を広げていくことが本当の意味で視座を理解することになるのかなと現時点では思います。

12月14日_イードア交流会

先週12月14日に設立以降、初めての弊社取引先を集めた交流会を開催させていただきました。

スペースや運営の都合上、20社に限定させていただき、日頃お付き合いのあるクライアント同士をお引き合わせする会となりました。

また、当日は弊社の設立からの事業内容の推移と、私が約4年前から立上げの支援をさせていただいていた、一般社団法人沖縄デジタルコンテンツ産業振興協議会(http://oadc.asia/)のスタートアップ企業向けサービスのご紹介をさせていただきました。

弊社では2010年3月設立以降、組織・人事支援事業を主体とした、ソリューションサービスを属人的に提供してきましたが、今期(7期)より、会社全社で共通認識を持った、仕組みにてクライアントへ支援をさせていただいております。

その1つがOADCの試みとなり、スタートアップ企業が成長する上で必要な、人、モノ、カネ、顧客、実績などを提供することが可能となりました。

今後もこのようなクライアントの成長支援につながる活動を積極的にしていくのと同時に、クライアントの成長にコミットメント出来る組織創りを社員と一体になり、取り組んでいきたいと感じました。

レンガを積むということ

24日から26日まで私としては珍しい出張に出ておりまして、そこで人生の経営の大先輩が仰っていたことが非常に胸を打つものでしたので、ここで自分へ言い聞かせる意味も込めて記したいと思います。

~レンガを積むということ~
・ひたすらレンガを積んでいる
・壁を作るためにレンガを積んでいる
・教会や大聖堂といった建物を作るためにレンガを積んでいる

行動としてはレンガを積んでいるのですが、何のためにどの程度の努力や時間を掛けて、誰のためにレンガを積むのか。

レンガを積むという行動自体だけでも考え方、所作次第では、意味や結果、自身のスキルや人生に影響するものだと非常に分かりやすいお言葉をいただきました。

普段何も考えずにレンガを積むことも勿論あるのだと思うのですが、もっと1つ1つ考えて行動出来るようなれば、自身の人生をより良くすることが出来るのだと、改めて痛感する、タイムリーな表現でした。

感激

先日、人生で初めての経験をしました。

某インターネットサービス展開企業の経営者の方から1通の手紙をいただきました。

元々、同社には私の後輩が就業しており、その縁から微力ながらお力添えすることになり、早朝からモーニングMTGを割いていただきました。

初めてお会いした時に、相手目線で考える力や人の長所を見つける力、勇気や自信を与える力などなどを持ち合わせた方。と強く印象に残っていました。

その方から先日1通の手紙が届き、そこにはまだ実績・成果すら残せていない私に御礼の手紙を送ってくださいました。

営業職として人生を送ってきましたが、初めての経験でとてもうれしい気持ちになりました。

その行為自体も勿論ではありますが、手紙から伝わる経営者の方の想いが伝わり、取引先である私ですら自信と勇気をいただきました。

経営者の方の想いに結果で応えたい。
そう思う感激の出来事でした。