温故知新 〜凡人が賢人になるために〜

株式会社イードア代表 中村 裕のコンサルタントブログです。

感情移入の因数分解

最近、感情移入をどのように理解してもらうのか、を会社内で考えることが多く、そもそも感情移入とは。も考えるようになっていました。

経緯としては、弊社の仕事はクライアント経営者の考え方や価値判断基準を理解した上で、現在、未来をどのように見ているかを理解することから始まる。と原点に省みようと思ったことからです。

どうしても感情移入の苦手な方は各論、事象、出来事にフォーカスしてしまい、表層の下にある感情を無視しがちです。

実際にはその感情が非常に重要な要素で、そこに気付けるか、そしてその感情の変革を理解できるかが感情移入のキーになるものと考えます。

1つ1つの1シーン(絵)を共有し、そのシーンの変化(映像化)と変化した理由を共有できるようになると言葉に出さずとも相手の考えていることが理解し易くなるものと考えました。

そのためには絵自体がどのようなキャンパスにどの程度のスケールで、何を使って、いつまでに描くのかなどを理解できないと共有することは出来ません。
また、そもそも描くもの自体の個体(例、松の木)も知らない状態では、絵を完成することが出来ません。

そのように考えると、経営者の方々が考えることを予習、復習することが重要になってきます。
描くもの自体の個体(例、松の木)などは事前に学習できることですし、その上でそれを経営者それぞれの思想・価値観にて配置、表現していくので、会話の最中は思想・価値観を理解することに終始することが出来ます。

。。。などと、上記のように色々と考えているのですが、全てを書き起こそうとすると文字数もとてつもなくなりそうなので、最近考えていることを備忘録として書き起こしてみました。。

アウトプット(目的)を求められるからこそ、インプットと思考の意味があると痛感させられる体験でした。