組織として50名を超える規模になり、改めて組織フェーズや日々判断しなければならない対象が変化していることを実感しています。
権限委譲がなされたからと言えばそれまでですが、では果たしてそれらの権限を委譲したうえで自分はマインドシフトできているだろうかという葛藤もあります。
特に、組織や事業の機能化が進むと、それまで「●●さんだからやってほしい」など人起点で考えてきたことを、役割起点で捉えて整理する発想を持つようになりました。
これが自分にとっての未体験ゾーンかと思うとともに、当然ながらこの意思決定がきっと最善だという確信が持ちづらい瞬間も増えてきます。
未体験ゾーンに突入した経営者はみな、多かれ少なかれ一般的に他社はどうしているんだろうというケーススタディへの興味や、それを踏まえ自分たちのカルチャーに合うカスタマイズはなんだろうという思考を巡らせることになると思います。
学習しながら目的地に向かう。
そのプロセスを自社だけでやっていくとしたら、難易度はかなり高いはず。
当事者として実感したからこそ、弊社が経営課題解決ソリューションカンパニーとして提供する価値の必要性を改めて強く感じるとともに、お客様に対する当事者意識をさらに上げていかなければと身が引き締まる思いです。