先日世間から出遅れながらもイーロン・マスクの初となる公認伝記を読みました。
このビジネスをしていると、時代やビジネスの流れの速さや、ボーダレス化をよく耳にすると同時に、クライアントでもそのようなことに直面している様を見る機会があります。
特にIT業界のクライアントでは、「シリコンバレー」というワードがよく飛び交っており、大枠で理解していましたが、この度、2冊の本を読むことで、色々な学びを得ることが出来ました。
ピーター・ティールとイーロン・マスクの本からは起業家・投資家としての目線の高さを実感することになりました。
本からでも「情熱」、「スピード」、「徹底さ」、「意識の高さ」においては圧倒されました。
勿論、上記の部分だけでも学びは非常に大きかったですが、より実感したのは、海外ではスタートアップやベンチャー企業を支援するインフラが日本よりも整備されていることや、目的達成共同体として、M&Aや合併が日常茶飯事だということです。
日本も昨今増えてきている事象だと思いますが、目的を達成するために競合やシナジーがある企業、参入したい企業などの組合わせで、共同体になることが多い印象です。
やることが大胆且つ固執しない(良い意味で)なのだなと。
日本もグローバリゼーションを進めていく中で、今後スタートアップやベンチャーは勿論、大手やオールドエコノミーとスタートアップなどの組み合わせが目立ってくるのではないかと思うと同時にそのようになっていくことを願いたいと感じました。
※既に多くの事例が出ていますが。
シリコンバレーや昨今の中国のようなダイナミックな化学反応が見られるよう、注視していくと同時にそのような機会創出が出来れば良いと思います。